45歳SEの私が会社をやめフリーランスエンジニアになった理由

雑記
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2022年8月から、1年10ヶ月ほど務めた会社をやめてフリーランスエンジニアとなりました。現在(2022年8月)のところテックビズフリーランスというエージェントと契約してほぼフルリモートでGo言語の仕事をしています。

参考ページ:

ITエンジニア(特にSES勤務の人)が会社員でいるべきか、フリーランスになるべきかという議論はちょくちょく話題になります。

その人の性格や置かれている状況によってそれぞれ結論は異なるでしょうが、45歳男性でエンジニア経験5年弱である私はフリーランスを選択しました。

ITエンジニアを本業とする場合、私には選択肢として3つの方向がありました。

  1. そのまま会社を変えずSESを続ける
  2. 転職して他の会社でエンジニアをする
  3. フリーランスになる

この記事では、なぜ私が会社員ではなくフリーランスを選んだのかを書いていこうと思います。私個人の下した判断理由を書いていくことになりますが、会社員かフリーランスか迷っている人に取っての1資料になれば幸いです。

大まかな理由はすぐ下の見出しの通りです。各項目の詳細は記事の続きを読んで下さい。

フリーランスを選んだ理由リスト
  • 身軽でありたかった
  • 待遇が良かった
  • 信頼できるフリーランスエージェントを知っていた
  • リスクを許容するだけの準備があった

前提として私の経歴提示

上の方でも少し書きましたが、私がフリーランスという選択を取り得た理由にも繋がりますので、私の経歴を箇条書きで簡単に説明します。

  • 45歳男性
  • 独身、子供なし、両親は健康で実家で同居中
  • エンジニア経験5年弱
  • Java、Go、TypeScript(React)、AWS、GCPなどの経験があるフルスタックに近いWebアプリエンジニア(参考ページ:RESUME)
  • 15年以上病気でブランクあり(参考ページ:15年間の引きこもりから復帰した話
  • SES会社勤務時代の年収は450万円くらい

フリーランスを選んだ理由その1:身軽でありたかった

会社員ではなくフリーランスを選んだ最大の理由は、身軽でありたかったからです。身軽と言っても色々な身軽さがありますが、私が考えたものは以下の2点です。

案件選択の身軽さ

会社員であると、どうしても会社の都合というものがあり、仕事を自由に選ぶことは難しくなります。

SESとして働いている前提になりますが、ある案件から抜けて他の案件に移動したいと考えても、

  • まず自社に伝えて案件の移動を認めてもらう
  • 会社間で話し合いを行い離職時期を決める
  • 並行して次の案件を自社主導で探す
  • 離職時期が確定して次の案件の面談でOKをもらえたら、新しい案件に入る

大体このような流れになります。

一方、フリーランス(特にフリーランスエージェントと契約している場合)は

  • 離職の意向をエージェントに伝える
  • 離職時期を直接自分で(あるいはエージェント経由で)話し合う
  • 自分主導でエージェントに案件を探してもらう
  • 離職時期が確定して面談でOKがもらえたら次の案件に向かう

という感じです。手順数としては会社に所属しているときと代わりがありませんが、間に会社が入らない分判断が迅速に行えます。

会社選択の身軽さ

案件と同じく、会社そのものを変更する際にも会社員だと色々なしがらみが発生します。

私の場合ですと、フリーランスになる前の所属会社は15年以上ブランクがある状態の私を取ってくれたという恩がある状態でした。

気にしなければいいのでしょうけど、残念ながら私はこういったウエットな感情を完全に無視できる人間ではなく、どうしても判断に影響が出てしまいます。

結局会社を辞めるという決断はしましたが、判断が遅くなった面はありました。

フリーランスとして案件に参画するのであれば、あくまでも技術を月単価で提供しているというドライな関係になれます。そうであれば、案件の移動もよりビジネスライクに選べるようになるのではないかと考えました。

フリーランスを選んだ理由その2:待遇が良かった

最初に書いた通り、私がエンジニアを続ける上での選択肢は3つありました。

  1. そのまま会社を変えずSESを続ける
  2. 転職して他の会社でエンジニアをする
  3. フリーランスになる

副業を探すついでにおまけで出していた転職オファーに結構な数のスカウトが来たため、以前の所属会社をやめることを考え始めたのですが、数社から内定をもらいいざ会社をやめると言うことを上司(というか社長)に伝えると、引き止めのためのカウンターオファーもありました。

それぞれのオファー内容は大体以下のとおりです。

  1. 所属会社からのカウンターオファー:年収600万円
  2. 他社からの転職オファー:年収540万円~600万円(ただし全社で固定残業あり)
  3. フリーランス:推定年収924万(月単価77万)~くらい、ただし契約が続けば

会社を辞めることを伝えた時点ではフリーランスに関しては想定金額で、まだ確定ではありませんでした。(実際は月78万円の仕事を取れました)

所属会社からのオファーはおそらく会社としてはギリギリどころは下手すると赤字になりかねないオファーで、誠意という意味では一番だったと思います。他社からのオファーは固定残業ありで金額もそこまで高くなかったので比較的早い段階で消えました。

所属会社とフリーランスを比較した場合、私はフリーランスでの金額の7割位会社員として貰えればとんとんかなぁと言う判断をしていたので、もし年収650万円でオファーされていたら相当に悩んだと思います。

ただ、実際にはフリーランスのほうが金銭的メリットが大きそうだと判断したので、待遇という意味でもフリーランスを選択する理由が強まりました。

さらに、テックビズフリーランスだと税理士を無料で使えるサービスがあったのも、待遇面でプラスになっています。

フリーランスを選んだ理由その3:信頼できるフリーランスエージェントを知っていた

フリーランスエンジニアと言っても色々な仕事の探し方があると思います。私の場合はフリーランスエージェントを使う方向で当初から考えていました。営業活動は苦手だという意識が強く、多少マージンを取られても営業は他の人にしてもらいたかったのです。

その上で、実は退職する1年ちょっと前からフリーランスエージェント数社と連絡を取っていました。その中でもテックビズフリーランスは担当してくれた営業がかなり丁寧に対応してくれていて、十分信頼するに足りると思えていました。

そのため、仮にフリーランスとして仕事を探すことになったとしても、私の考えを十分反映した営業活動をしてもらえるという確信がったのです。案件探しという面での不安をかなり軽減できました。

参考ページ:

実際、テックビズフリーランスで案件を探したところ私が望んだ条件を満たすものをたくさん紹介してくれたので、この判断は正しかったと思っています。

フリーランスを選んだ理由その4:リスクを許容するだけの準備があった

最後に、私には失敗しても再び立ち直るだけの余裕、リスクを許容できるだけの準備がありました。大まかには以下の2つです。

十分な金融資産を保持していた

長いブランクから復帰して1年半以上、正社員として仕事をしていました。当然、その分の給料はもらえています。

親と実家で同居しているという関係で、生活費は相当に圧縮できていたこと、お金がかかる趣味も持っていないことから、給料のかなりの部分を貯金や投資に回せました。その結果、以前からの貯金も合わせて5年位は生活できるだけの蓄えが準備できました。

これだけあれば、仮にフリーランスになったはいいけど仕事がない、という状況になっても生活ができないということはなさそうです。フリーランス最大のデメリット「仕事がないかもしれない」については、しばらくは気にしなくて大丈夫な状態でした。

フリーランスとして仕事が無くてもまた会社員として復帰する自信があった

私は病気が原因で15年という長いブランクがあります。(参考ページ:15年間の引きこもりから復帰した話

これだけ長いブランクがある状態からフルタイムの正社員として採用されるまでには、それなり以上の苦労はしました。それに比べれば、フリーランスでの仕事が取れない期間があるくらいなら大したマイナス条件ではありません。(参考ページ:ITエンジニアは長期ブランクがあっても復帰できる)

参考ページ:

仮に仕事が見つからず数ヶ月ブランクができたとしても、どこかの会社が拾ってくれるだろうという自信が私にはありました。この点でもリーランス最大のデメリット「仕事がないかもしれない」に対する備えはあったと思っています。

まとめ:これらの理由で私はフリーランスを選択した

ここまで説明してきたとおり、私は以下の理由でフリーランスを選択しました。

フリーランスを選んだ理由リスト
  • 身軽でありたかった
  • 待遇が良かった
  • 信頼できるフリーランスエージェントを知っていた
  • リスクを許容するだけの準備があった

この記事を書いている段階ではまだフリーランス1ヶ月目で成功するか失敗するかは分かりませんが、仮に失敗しても十分考えた上での選択なのでそんなに後悔はしないと思います。

会社員とフリーランス、どちらが正解なのかは人によって異なるはずです。その判断を下すための1資料として、この記事が役に立つのなら嬉しいです。

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